衣料大手のストライプ、全員正規採用を廃止にという記事が日経ビジネスさんから出ました。
安定した会社人生を保証する「日本型正規雇用」を求めない学生が増え、拡大路線を続けるハードルになっていたから、全員正規採用をやめたっていう話。
記事を読むと、よい循環が生まれているとの事だ。転勤のない地域限定正社員等の取り組みもしているという。
これとは関係ないですが、本日、Japan IT Weekに行っておりまして、そこでいろいろ講演とかを聞いていたのですが、所謂SP的なところでも、顕在層の取り込みがもう飽和しまくっていて、潜在層をいかに育てて刈り取っていくかという、ライフタイムバリュー的な考えがめっちゃ大事になってきて、そういえば、リクルーティングでは、ここの考えぜんぜんないよね!って思いまして。
顕在層の取り込みが飽和状態っていうのはリクルーティングの世界も実は一緒だと思うんです。リクルーティングの世界だと、○○な人材をいくらで入れて的な評価しかされないのが一般的かもしれませんが、新しい応募者・雇用者を事前に感化させていくという動きを同時にしていかないと、このあたりの事って中長期的には解決しないんじゃない?っていう風に僕は考えています。
もちろん、エリアによって~とか、ターゲットによって細かくいろいろ設定して~という動き自体は大賛成なんですけどね。
0コメント