ここ最近注目していた裁判、最高裁の判決が出た。
スジとしては、「食べログ」のユーザーが書き込んだ内容について、投稿された店の経営者が削除を求めて争いとなったもの。
細かなまとめ的なのは、こちらのサイトを見て頂いた方が早いので、御覧ください。
とはいえ、クチコミの力というのは良くも悪くも強力であるという事は認識しておかなければなりません。いいクチコミは本当に有り難いものです。時には、何千万、何億円もかかるようなPR同等の効果が出る事だって実際あるわけですし。
ただ、恣意的なクチコミだってあるわけです。ただ単なる正当なクレームやら感想だったらもう仕方ない、受け入れるしかないわけですよ。しかし、謂れ無き事をクチコミされたりしようものなら、書いた人が結構な数の読者を持っていたら、もう目も充てられません。
誹謗中傷や事実と異なることを書き込まれた際、これを是正することが制度的にも難しいという現状もあります。
じゃあ一体どうすりゃいいのかい?という話なのですが、
目には目を、情報には情報を。ただし、ありのままのいい情報を。そして応援者を増やす事。そして、応援者が増えれば真実を知る人が増えていく。それを活用し、恣意的な誹謗中傷・事実と異なる書き込みやクチコミを「価値の無いクチコミ」としてしまう事。書いた本人自体が目も当てられないくらい恥ずかしい人にしてしまうというような動きが必要かと思います。
ニールセンの調査でも出ている事ですが、信頼する情報ソースは、クチコミよりも企業側が発信する情報であると出ています。だったら積極的に日頃から企業側は情報発信をしていくべきであり、それが企業防衛にも繋がるのではないかと考えます。
例えば飲食店を例にとるなら、
日々のFacebook、Instagram、Twitterでの発信や、自社サイトでの情報更新などを継続する事。もちろん内容についてはいろいろと考えなければならないですが、ファンづくりの為に進んでやってほしい事項です。蓄積した発信情報が企業・店を救うわけですから。
勿論、情報をだせばいいってわけじゃないですよ。ネットの世界もリアルの世界も、やはり誠心誠意的なところは必要になってきますしね。
このあたりの戦略やらなんやらも、お手伝いできますので、気になったらお声がけください。
P.S.恣意的なヨイショ記事は絶対に世の中に出てほしくないです。いいこと全然ないですから。あと、食べログとかの点数操作とかもスーパー大嫌いです。そんな事しなくてもなんとでもなります。
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