人材採用も男女の出会いも、漁場が大事だよねという話。


ちょっと前に僕の友人らとの会話で、とある女性が「Pairsで出会って付き合ってみたけど、とんでもない事になった」っていう話で盛り上がった。
Pairs凄いな。というか、ふつーにアプリで割と多くの人が入れてるんだな。女性は無料で男性は課金制ってのがまたアレな話だけど。
沢山いる男性から、どれか適当によさげな人を選んで釣る・・・引っかかってきたらゲットするとか。なんか漁師というか釣り師だなぁ。ネット上の広大な海に釣り糸をたらすかのごとく所業。とっさに僕は彼女の事を「漁師系女子」と呼んでしまたt。

でも、これも効率的っちゃあ効率的。ターゲットがたくさん居る漁場にいかに参加して、どれだけ効率的に一本釣りできるか?っていうのが大事ですしね。


じゃあ、その漁場ってのはどこに求めるかという話。
Pairsとかの出会い系アプリは、たぶん、たくさんの出会いがある可能性がある漁場だとすれば、
求人的な漁場はリクナビとかマイナビとかの求人サイトなんだろうけども、
そういえば、出会い系アプリもOmiaiとかゼクシィとか実はいろんな漁場があるから、じゃあどれがいいですかって言われても困るのと一緒で、求人も、じゃあどれがいいですかと言われてもとなりがち。

なので、求人の場合、ある意味漁師である僕は、各メディアから出てくる情報と共にSimilarwebProを使って、どれだけ人が来ているのかを見て、さらにGoogleでの検索順位などを見ながら判断してます。なんだか魚群探知機であれこれ判断しているのと変わらないですね。


ただ、ひとつ。

いい漁場には釣り師も沢山群がる。

これが真理です。
いい漁場でも、つれなきゃどうしようもないですから。
競争相手が多いとまた釣れにくいわけで。ほら、エサも重要ですし。


でも、ひとつ言っておくと、漁場はそこだけじゃなかったりします。
出会いの場をメディアだけにしないという事。漁場を作ってしまうという事ですね。
例えば・・・

・とりあえず一緒に遊びにいかない?という会を作ってしまう(社内でフットサルやるけど、人数いないから来ない?)

・とりあえず一緒に肉でも食べない?という会を作ってしまう(上記と同じ発想)
・お茶しない?(伝統的ナンパスタイル)

とか。所謂攻めの採用というやつです。来ないならこっちから行くぜというやつ。
壁を低くして、とにかく人に会いに行く。
すぐに成果をだそうというわけじゃないけど、出る時はまぁ早い。
自ら新たな漁場を見つけるというか作っていく方法なので、そんなに楽ではないですけれども、
何がいいかというと、釣り師が自分しかいないという環境にもっていきやすいので、割と成果が出せます。

ちなみに、僕はプライベートでは後者のスタイルの釣り師です。いい漁場ではどうしても負けますから(笑)


なので、人材採用に関しても、いい漁場で獲得するのもいいのですが、
自ら漁場を作って誘い込んで釣るとか、育てて釣るとか、もっともっといろいろな方法があると思いますし、そこに投資するべきなんじゃないかなぁと思っております。
で、めんどくさい事はHRテックとかにまかせておけばいいと。

いっぱい、いろんな人に会いましょう。


まぁどちらにしても、釣ったあとの料理の仕方に問題があったら元も子もないんですけどね。



プロデュースのご依頼は、新美まで。


新美P@RICTEC by 飛竜企画

2002年4月に新卒入社。Web戦略・クリエイティブ・ブランディング・求人,PRに限らず様々な人材集客手法などに精通。当時から「求人広告の限界」を察知し、求人広告+自社 求人メディアの立ち上げ運用や、最新のSEOや検索状況に基づいた求人コンテンツ設計など様々な業界・規模の企業の採用設計・コンサルティング・プロデュースを行なっている。

求められ、評価していただける世界にどんどん行きます。

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