自分のメディアを持つという強み

オウンドメディア歴で言ったら、僕もう17年位になります。
学生時代からhtmlを自分で組んでサイトを作って、テキストサイトとか日記とか作ってました。必要なくなったので落としましたけどね。(当時は、ジオシティーズをサーバにしてました。懐かしい。)今、勤めている社の面接時の面接官(現在の弊社の常務)の事を、くそ生意気で態度の悪い人事部長と書いて投稿していたのも、今ではいい思い出です。入社後きれいに見つかりましたからねw

それから、いろいろなブログサービスを使ってまして、今のamebaにいきついております。(本当はWPとかのがいいのよ。予算の問題よ、残念)


さて、自分でメディアを持つという強みの話をします。
自分でメディアを持つ予算的にも一番簡単な方法というのが、

・ブログを書く
・TwitterやFacebook,Instagramを運営する
・動画を作ってYouTubeとかで運営する

っていう所でしょうかね。ちょっとハードルを上げると

・生放送(ニコ生とか)
・キュレーションメディアを立ち上げる(まともな記事を出すなら)

てな具合になるでしょうね。

手軽なのは前者で、まずはここから始めればいいんじゃない?と考えています。
あとは、この有象無象わしゃわしゃ居るWebの戦場ですから、ポイントとして

・誰向けのコンテンツを書くのか
・何の為に書くのか

という事を考え投稿したりするわけです。
そして、ここが一番大事。

・定期的にちゃんと続ける、途中でやめない事

ってのが大事でしょうね。ネタのクオリティもそうなんですけどね。
実は、最後に書いたこの途中でやめない事っていうのが一番難しい。
これまで、SNSとかでのPRのお仕事を社内社外問わずやってまいりましたが、
弊社内で僕以外のブログで今も続いているのは0です。弊社外、というかクライアント様でちゃんと残って効果を出せている所は、あまりないです。契約終了後、がったがたになった例もあります。
それだけ、このブログを含め、自分のメディアをちゃんと運営していくというのは難しいです。

いや、やっている事は難しくないのでしょうが、書き続けるという事はなかなか骨が折れるわけです。毎日同じクオリティを保つのも難しいですし、なにより、たっぷりインプットが必要になります。


そして、特に会社内で行う場合には外的妨害要素も出てきます(特に精神的に)
例えば・・・

「そんなもの書いて意味があるの?」
「そんなものやってる暇があるなら新規電話したら?」
「ねぇねぇ、遊んでるの?それ?」
「お前の書いてるものなんて、誰も読まないんだよ!」

とか言われる事もあります。
社内PRに積極的な会社さんは逆に一致団結してみんなでやっちゃいます。で、さっさと成果が出ます。そして、もっと精神的にくるのが、

「いつになったら、成果が上がるんだろう」

と、自問自答せねばならない時が来ます。なかなか結果が出なくても続けるという胆力が求められます。


あぁ、ここまで辛い話しかしてませんでしたね。
ですが、ちゃんと報われる時が来ます。何故かというと

「特にブログは、ログですので、書けば書いただけ世の中にコンテンツを産む事になるので、結構前に書いた記事を読んで問合せが来る事も珍しくない」
「沢山書いてれば、そのうち1つや2つはキラーコンテンツになる事も珍しくない」
「ちゃんとやってれば、ちゃんと問合せも来るし、仕事にもちゃんとつながる」

わけです。

結構、結果が出るまでかなり忍耐が必要です。そりゃあ脱落者も出ますわな。
脱落者が出やすいので、ちゃんと続ければ効果が出るともいえるかもしれませんが。


ちなみに、この自分のメディアを持つ事の強みに関しては誰もがメディアを持てる時代ですから、会社の規模も関係ないですし。特に個人でとか少人数で事業をやっていく方にとってはかなり死活問題になりますし、重要事項であると思います。現に、芸能人ブログとか見てみてくださいよ。内容はともかく毎日しっかり更新してますからね。あのマメさは見習ったほうがいいと思っています。


ちなみに、このブログは、僕がだらだら書いていたときの引継ぎもしているのであれですが、ちゃんと戦略的に書き始めたのは約1年前です。理由は簡単です。「自分指名で頂いたお仕事をした方が楽しい」と考えた点と「社内に残る人材では僕はないな。だったら外に出ても(最悪クビにされても)自分の名前であれこれ出来るように動こう」という見極め+生存戦略の為に始めました。他にもまぁ腹黒い理由もありますが、折角メディアを作っているわけなので、皆様にとってためになるコンテンツであろうとは意識しています。


効果なんて一朝一夕で出るわけがないので、1つづつ1つづつ頑張っていく事がやっぱり必要だなぁと改めて思っておる次第です。今日は文章長くなりました。



プロデュースのご依頼は、新美まで。

新美P@RICTEC by 飛竜企画

2002年4月に新卒入社。Web戦略・クリエイティブ・ブランディング・求人,PRに限らず様々な人材集客手法などに精通。当時から「求人広告の限界」を察知し、求人広告+自社 求人メディアの立ち上げ運用や、最新のSEOや検索状況に基づいた求人コンテンツ設計など様々な業界・規模の企業の採用設計・コンサルティング・プロデュースを行なっている。

求められ、評価していただける世界にどんどん行きます。

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