企業の本当の姿は、転職サイトに載っている?ほんとに?


うんうんそうだよね、いいこと書いてるねとふと思ったんだけど、
この記事を読んで、突っ込まずにはいられなかったので、突っ込みます。

まず、タイトルが「企業の本当の姿は「転職サイト」に載っている」となっているのですが、リクナビネクストやマイナビ転職、エン転職などの話が一切ないのですよ。逆に新卒向けのリクナビとマイナビの事が書いてあったり、企業研究やリサーチに四季報を使ってみるといいとか、みん就や転職会議、Vorkersを使ってみて情報サーチしよう、それが会社の本当の姿を・・・的な話で締めくくられているのですが、小見出しで転職関連サイトという風にしていたり、していたものの、あれ、タイトルに煽られた?僕・・・と思ってしまったわけです。


企業の本当の姿は転職サイトに載っている!っていう風な記事なら、
もうさ、リクナビネクスト、マイナビ転職、エン転職やDODA、@Typeなど、みんなどんどん活用しようぜ!的な話になるかと思いきや(採用側的な側面では、情報量詰め込むには、結構上位商品を使わないといけないけど、投資分の効果は絶対にあるからさ、投資しようぜ的な話かと思ったのに。)えー、ぜんぜん違うじゃんという話。おそらく新卒採用と転職系の話ごっちゃにしてんなぁこれっていう風にも捉えられわけですし。


もうちょっと突っ込みます。新卒・中途ごっちゃでもというか、仕事選びやら採用PRにとってどちら側にも必要な事なので。

まず、IR情報など会社の事をしっかり見る為の「四季報」を見る事。これは求職側にとっては重要指標となるので、見たほうがいいです。未上場版もありますしね。ただ、どんな会社も載っているわけではないですし、じゃあめっちゃ掘り下げて帝国データバンクでも使おうかという話になるとまたそれはそれはな話なので。ただ、会社を数字で見るという癖付やら判断基準を持つにはいいなと思います。


さて、あとは、みん就・Vorkers・転職会議・カイシャの評判みたいなクチコミサイト。これで会社の本当の事が分かるよ!というのは、すぐにイコールであるとは思えないです。というのも、企業側もクチコミ見てますからね。僕らも見てますし、クライアントさんによっては、クチコミ分析もするのですが、投稿年次や投稿内容または投稿数によって、これは信ぴょう性があるのかどうなのか、本当の事なのかというのは判断しなければならない所だと思います。本当の事が書いてあったりもしますが、ことクチコミサイトという性格上、恨みを晴らす為の場にも実際なっている側面もありますから、そういう方々の部分までしっかりと読み取る必要があるわけです。


で、最後に、企業の本当の姿は、転職サイトに載っているっていう話。
正直、今、本当に転職サイトって何使っても効果が出にくいのが正直な所です。だから、原稿作ったり企画したりしてる側って弊社以外でもかなり必死に頭こねこねして頑張ってると思います。もちろん、クライアントである人事や経営者の方々も。よほど会社の事をちゃんと考えてない営業や代理店でなければ、会社の本当の姿というか、なぜあなたが欲しいのか?的な事をちゃんと書きますし、どう伝えていくかをあほほど考えますので。そういう面では本当の姿を広告に出してます。
少なくとも、僕は、出来る範囲ではありますが、そうしているつもりです。きっと、人材に関わる人間、誰もがそうおもっているかと思います。


この業界、使い古された言葉ではありますが、「求人広告はラブレター」というのがありまして。
やっぱり、求人サイトであったりIndeedであったり、FacebookやらYouTubeやらAdwordsやら、会社サイトをちゃんとするとか、いろいろな採用手法が本当に多くあるのですが、やっぱりここに尽きるんではないかと本当に思います。もちろん、伝える努力はどんな企業であれ抜かってはいけませんけどね。


だから、言っておきます。

企業の本当の姿は、転職サイトに、いや、企業が発信しているすべてのものに載っている!


ま、信頼されるメディアもクチコミ強いですが、やはり企業発信というのはちゃんとしないとですけどね。



プロデュースのご依頼は、新美まで。

新美P@RICTEC by 飛竜企画

2002年4月に新卒入社。Web戦略・クリエイティブ・ブランディング・求人,PRに限らず様々な人材集客手法などに精通。当時から「求人広告の限界」を察知し、求人広告+自社 求人メディアの立ち上げ運用や、最新のSEOや検索状況に基づいた求人コンテンツ設計など様々な業界・規模の企業の採用設計・コンサルティング・プロデュースを行なっている。

求められ、評価していただける世界にどんどん行きます。

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