一番効果がよさげなものだけで集客を頑張ろうっていう考えは、求人の世界でもやめておいたほうが賢明という話

よく求人の現場ではこんな話が出ます。

・効果のいい求人媒体って何ですか?
・コスパのいいものって何ですか?

という話。至極当然の話ではあります。どこだってだれだって、費用をかけずにいい人材を多く確保したいですし、人事的にはそれが評価に直結もしますし、経営者であれば経営にもろ影響が出るわけでして。

恐らく、求人広告の直販・代理店も「この求人媒体が一番いいです」という話をします。これもまぁ当然の話。だいたいから販売目標とかありますからそうもなるでしょうよ。


じゃあ、実際はどうなの?的な話をします。

当然、集客力のパワーだとかそういうのは当然見ます。
最低でも、Similarwebを使って最新の状況を把握した上で、更に、応募管理システムを入れているのであれば、ここ最近の傾向やエリア動向等を精査した上で、かける広告をどうするか、クリエイティブをどうするか等を決めていくのですが、例えば、シークレットモードでGoogle Suggest Keywordに入ってきたキーワードを元に検索順位を出した事が最近あるのですが(大阪と名古屋で女性バイト募集の案件があったものでして)

はい、こちらが結果。はいさて、どれが最高にいい求人媒体ですか?って言ったらおそらく頭を抱えるんじゃないでしょうか?えっと・・・結局どれがいいのってね。


なので、発想的な所を変える必要があるわけです。どういう事かというと、もう、めっちゃ条件を絞るわけです。例えば、


バイトしたいけど、ネイルとか外したくないし、かといって普通のルーティーンワークしたくないし・・・→こういう人向けの仕事で、これらの優先度合の高い方に特に集まってほしいなら→バイトルを使う

っていうそんなお話になってきます。まだね、たまたま2~3人くらい急募でほしいの的な話だとか、専門職の採用で・・・とかそんな話だったらこういうプロファイルもがっつりやりますし、単一媒体をつかっておけばOKとか言うのですが、やれ月100人応募が欲しいとか採用難案件とかそんな話になってくるのであれば話は別です。(コンサルフィーをがっつりもらってるなら話は別ですが)やってる時間が全然ありません。ではどうするか?っていう話ですが、短期的な集客手法(主に求人広告、しかも複数媒体。ただし効果検証は定期的に行う)+中長期的な集客手法(主にネット広告、Indeedもそうですね。あとSNSや動画、口コミなんかも)を組み合わせて、複数手法をバランスよく活用していって採用活動していく方が最終的には幸せになれるという話です。


なぜこんな事を書いたのかというと、通常のPRの世界でも、
こういう事を書かれて鵜呑みにしちゃう方々がけっこう多いという話でして。
別アカでRTしたときに、これを書いた方からの返信でも、

「FBやSEOだけじゃなくて、複数のチャンネルを確保することが大切なのです。」

という話をしている位なので、当然求人の世界でもこういう事をすすめていかねばならんと思うわけです。



プロデュースのご相談は、にいみまで。

新美P@RICTEC by 飛竜企画

2002年4月に新卒入社。Web戦略・クリエイティブ・ブランディング・求人,PRに限らず様々な人材集客手法などに精通。当時から「求人広告の限界」を察知し、求人広告+自社 求人メディアの立ち上げ運用や、最新のSEOや検索状況に基づいた求人コンテンツ設計など様々な業界・規模の企業の採用設計・コンサルティング・プロデュースを行なっている。

求められ、評価していただける世界にどんどん行きます。

0コメント

  • 1000 / 1000