なんとリクエストをいただきまして、やってみることにしました「比較してみた」シリーズ。
今回の比較は、転職クチコミサイトの比較です。
「どうせ求人広告なんて、いいカッコしぃな記事しかないんでしょ!?」なんてちょっとでも思ってる方だったら、使った事があるような4サイト。実は僕も使っております。
どう使っているかというと、クライアント様の評判調査ですね。
中身には、嘘も本当もあるのがこういうクチコミの世の常ですが、それでも、いろいろと解決すべき点とかってこの中に眠っているんです。特にそもそも評判のよろしくない業界は特に。
もっとも、一番アクセスありそうなのが就職@2chなのですが、SimilarwebProで計測するのが難しいので、今回はこの4サイトを計測します。
・enカイシャの評判
・キャリコネ
・Vorkers
・転職会議
以上4サイトを、【Similarweb Pro】を使って、直近1ヶ月(2016年4月)のデータとして出してみました。
アクセスシェア比較
全体的なシェアで言うと、enカイシャの評判が一番多いですね。次いで転職会議というところでしょうか。
その中で、デスクトップユーザーの割合を見てみると、
転職会議ユーザーの方が多い事が分かります。Vorkersやキャリコネは、それほど比率が変わっていませんね。
モバイルユーザーの比率でいくと、圧倒的にenが強いことが分かります。
年齢層まで出せないのであれですが、もしかするとenは比較的ユーザー年齢層が低いのでは?という仮説が立てられます。
では、各サイトのデスクトップ/モバイルユーザーの比率が実際のところはどうなっているかをグラフにしてみましたので、見てみましょう。
基本的に、こういう比較サイトは、どちらかと言えばデスクトップでゆっくりじっくり閲覧する方の方が多いのではないかなぁという気がします。enだけは比率が逆転しているのが興味深いところです。
実際のアクセス数の数値もこんな具合です。
。
さて、そんな各サイトですが、利用したあとはどこにユーザーは向かっているのでしょうか?これも調べてみました。とりあえず各サイトトップ10を並べてみると、こうなります。
キャリコネや転職会議のユーザーは、enカイシャの評判も利用していますね。
Vorkersのユーザーは、みん就・PASSIONナビ・キャリタス就活・ジョブラスへの遷移が見られることから、新卒系のユーザーが多く使っているのではないかという事が推測できます。
enに関しては、会社を調べたら、次の情報を得る為にまた検索を始めていくという動き、転職会議ユーザーは、とりあえず転職サイトへGO!という感じですね。
そして、ここまででリクルート系の転職サイト「リクナビネクスト」への遷移が見られないのもちょっと注目すべき事かもしれません。ここは、いろいろな見方が出来るかもしれません。そもそもリクナビネクストユーザーはもうクチコミ比較などせず決めきってしまうのか、はたまた、ただ単純に比較する為の情報がマイナビ転職やエン転職には足りないのかもという見方もできましょうしあれですが、キャリコネやVorkersからの遷移の上位にIndeedがある事から、案外、こういうクチコミサイトを見てから応募へ向かっている方々というのは真剣度合いが強いのかもしれないという仮説も立てられますね。
また、こういうサイトの特徴としては、
企業名×評判
企業名×年収
というキーワードで検索されてる事が多い事です。
上位からずっと見ていくと、あぁ、この企業が今注目されているんだなぁという事がだいたい分かります。情報量が多すぎるので、気になる方がいらっしゃいましたら、荒っぽいデータお送りしますので、さらっとお問い合わせしてくださいませ。
(ついでにお仕事のご相談とかあると、もっと嬉しいです。)
なんにせよ、今後も注意深く見ていく必要がありそうです。
プロデュースのご相談は、にいみまで。
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