日経ビジネスonlineで、ちょうどこの記事を見ておりました。
所謂チェーン店というやつがことごとく業績が落ちているという話。
僕が先日ふらりと訪れた新規開店のお店(都内に4~5店舗程度のレベル)でさえも、街行く人が「新しい店だね。え、でもなんかチェーン店ぽくない?」と言うくらい避けられてるのかもなぁという印象があります。
それもそのはず。
ぐるなび、食べログ、Rettyなどの検索サイトや、meryやらNaverやらのまとめサイト、スマートニュース等のメディア、さらにはInstagramの写真検索など、情報入手手段が非常に充実していますから。
「評判がいいからいってみよう」「美味しそうだからいってみよう」しかも、「低リスク」で動く方が多いのでしょうし、自然な事だと思います。
全てではないですが、逆にそういう情報でケチがつけば、そういう所には人は動かなくなるでしょう。
でも、これは飲食だからこうなのかといったらそうではなく、
全ての業界に言える事かもしれませんし、特に人材採用なんて言ったら最たるものではないかと僕は考えています。
そりゃあ誰しも、イメージのよろしくない・思ったほど稼げない所で働きたいとは思いませんよね?仕事のチョイスが少なければ、まぁしかたないよねと割りきって働くのでしょうが、ここしばらくは、求職者が「いいね!」と素直に思える職場でなければ選ばれないでしょうし、もともと印象の悪い業界だったらなおさら頑張らなきゃならない所かもしれません。
また、せっかく入社したけれど、さくっと退職されるケースも多くなってきています。嫌なら辞めればいいし変わりはいくらでもいるし!なんて事も通用しなくなってきてると感じます。特に、優秀な人員をみすみす他社にとられたくないなら、その辺りも考えなければなりませんね。
冒険リスクをとらない人が増えているというのは、
ある意味ではチャンスなんだと思います。
こと、リクルーティングにおいては、そこら辺をちゃんと考えている企業さん、まだあまりありませんから。(新卒は、わりとやっている感ありますが)
正直な話、ただ単に求人広告出すだけだとか、そういう時代は既に終わってるなーと、記事を読みながら改めて感じました。
ちなみに、僕は飯に行くとき、だいたい食べログを参考程度には見ますが、あとは案外冒険します。そっちのほうが楽しいから。楽しいリスクなら、そりゃあとりますよね。
プロデュースのご相談は、にいみまで。
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