コロナショックで景気悪化という事で、リーマンショックの時ってどうだったか思い出してみた。

今日こんなニュースが出ました。

リーマンショック以来ですね、景気判断「悪化」というのは。
そういえば私、2008年にあったリーマンショックの頃も、今も、変わらず人材業界で働いてます。なので、当時何があったかっていのは鮮明に覚えてます。自社内で何があったかといえば、

・リストラ
・売上大幅減少
・オフィスの空気感が結構よくない

こんな感じでした。

あと、よく売れたのが、

・求人広告だけに頼らない採用手法

当時なので、自社ケータイ採用サイトとか結構売れました。

ええと、ここ数年オウンドメディアリクルーティングって流行ってますが、

もう10数年前から、こういう事やってます、弊社。そして僕。

有効求人倍率はどうだったかというと、リーマンショックが9月にあったので、2008年10月末に出た有効求人倍率を出してみると、

0.79

でした。まぁショックしたての頃はこうなりますわな。前月0.83より0.04下がってる程度なのでまぁ誤差範疇だなと思ってます。が、これが1年後の同時期にどうなるかというと、

0.44

ここまで落ち込みます。で、この数字、実は2009年6月に到達していて、0.4台を抜け出すのに1年かかってるんです。

で、2008年10月に出た0.79という数字から落っこちて、同じ数字まで回復したのが2012年の5月発表の時なので、2012年4月という事になると、

このまま本当に景気がだだ下がると、そのままスコアを照らし合わせていくと、3年半くらいは採用に関しては暗い時期と言いますか、買い手市場になるなと思います。


ただし、


当時とは少し状態が違うとも思います。それは何故かというと、
普段、僕のセミナーで使ってるグラフを出すとだ・・・

当時より生産年齢人口(15歳~65歳)が減ってます。

さらに言うと、15歳未満の数もだだ下がってます。65歳以上は多くなってます。

企業的には、若い人を採用したいという欲求は好況不況でもまったく変わらないので、若手を採用しようという動きに関しては、不況時も問題なく動いていくかと思います。

もちろん、全体で見たら有効求人倍率はどんどん下がっていきますが、若い人に関してはそういう事にはならないでしょう。

おそらく、これからリストラやらなんやら出てくるかと思うので、中途採用市場はかなり活況を帯びるかと思います。それこそこのクラスタに関しては買い手市場になるんだろうなぁと予見してます。実際、応募単価はかなり安かった覚えがあります。


なので、これから来るであろう不況時の人材戦略どうすればいいのかっていうのは、割と知見もってますので、いまのうちに相談したい!という方は、お気軽にどうぞ。




新美P@RICTEC by 飛竜企画

2002年4月に新卒入社。Web戦略・クリエイティブ・ブランディング・求人,PRに限らず様々な人材集客手法などに精通。当時から「求人広告の限界」を察知し、求人広告+自社 求人メディアの立ち上げ運用や、最新のSEOや検索状況に基づいた求人コンテンツ設計など様々な業界・規模の企業の採用設計・コンサルティング・プロデュースを行なっている。

求められ、評価していただける世界にどんどん行きます。

0コメント

  • 1000 / 1000