求人広告などの公募、最近なかなか採用が決まりにくいという背景もあり、現在、リファラル採用が非常に注目されています。いわゆる縁故採用というやつです。
アメリカではメジャーな採用方法で、2011年の調査では、約7割の企業が導入しており、社員の友人・知人などの人脈を活用した採用手法です。
ウォンテッドリーなんかも、まさにリファラル採用の必携ツールですよね。
ポイントとしては、
●採用マッチングの向上
●ニッチなスキルを持つ優秀な人材を獲得しやすい
●信頼関係を気づきやすいので自然と定着率が向上する
●求人広告や人材紹介会社に多大なコストを支払わずに済む(代わりに、紹介者にはちゃんと報酬を出す事)
というところでしょうか。いいことだらけですね。
と、いいことづくめのリファーラル採用・・・のように見えますが、
社員と知人(応募者)間の人間関係への影響が良い方にも悪い方にも転んでしまうという危うさも当然ながらあります。
また、やりすぎると、同質の人材しか組織に存在しなくなるという危険性も孕んでいます。人材の多様化とは真逆の方向へいってしまうという、デメリットもあります。
また、社員全員が採用担当になるようなものですから、社員みんなが心から協力したい!という状況を創りあげなければ、リファーラルリクルーティングはうまくいきません。
そりゃあそうですよね。自分の仲間を心から誘いたいくらいの会社なのか?っていう事を自問自答すれば、分かることです。
心から仲間を誘いたい会社であれば、うまくいきます、リファーラルリクルーティング。
ただ単純に、広告に金を出したくないから、安上がりだからやろうっていうリファーラルリクルーティングだったら、確実に失敗します。
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