今日の内容は多少反感を買うかもしれません。
個人的な意見ですが、割と飲食業界に関わってきた身でもあるので、ちょっと書いておこうかと思います。
飲食業界の人手不足だとかそういう話っていうのは、今にはじまったわけではなく、もうずいぶん前からのお話だと思います。が、今、かなり厳しい状況になっています。
通常のものと職業別の有効求人倍率をestatから引っぱりだしてきてまとめました。
もちろん、そもそもの有効求人倍率がどんどん上がっているのですが、職業計で見てみれば、なんてことはありません。有効求人倍率、昔っから高いんです。倍率だけで言えば、こと、接客サービス関連なんかは、むしろ倍率落ちているので、よくなってるんじゃないかなぁと思っています。
昔っからこうも数字が厳しいのに、今になってさらに飲食業界に人が来ないとかっていう話になっているのは、正直な話、こうだからだと思います。
・複数の情報を簡単に比較出来るようになった
・業界のいい事よりも、いやな事のほうがよく目立つようになった。
・飲食以外にも割と仕事はたくさんある。
・将来性なさそう、未来が見えなさそう。
・ワークライフバランスが崩れまくっている。
など。割に合わなそうとか、そういうのがあるかもしれません。
あと、意外と覚えることも多かったり、接客も調理もそうですが、割と頭の回転が早かったり、コミュニケーションが乏しいと、つとまりにくい仕事だったりします。人を選ぶっちゃあ選ぶ仕事になるかと思います。
もちろん、続いてる人もたくさんいます。食の世界が好きだとか独立を目指すとか、そういう方は残っているような感じがします。あとは雰囲気がハマったとか、そういう感じ。
そして、これは割と多いのですが、しっかりした企業組織ではなく、まだ店舗数が多くないだとか、独立開業して間もないとかそういう感じのところにありがちで、僕自身、何名も「これってイリーガルじゃない?」的な相談を料理人等から受けた事も1回2回?いや、けっこうたくさんあったりします。
例えば、全然お休みをもらえていない・・・とか、仕事のバランスがおかしい・・・とか。給与を払ってないとか、そもそも雇用契約書をちゃんと結んでいないとか。割とあります。そして、実態として、労基が来る事もあまりないそうで、訴訟をするにしても費用のほうがかかってしまうので、泣き寝入りになったりすることも少なくないそうで。
もちろん、個人店とかになってくると、以下のような事も考えられるのであれですが。
じゃあいったい、どういうふうにしたらいいのか?っていうのは次回書いていきます。
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