雇用主と求職者をうまく結び付けられるようなサービスとして、「Google for Jobs」が開発され、アメリカ先行でローンチされるという。何かというと、ユーザーがGoogleの検索欄へ仕事に関する情報を入力すると、検索内容にマッチした求人情報がハイライトされるような仕組み。
これまでの求人広告とかのプレーヤーを駆逐するというより、協業しようぜっていう動きなところ。LinkedIn、Facebook、Careerbuilder Monster、Glassdoorなどがパートナーとして参加しているというのがまた面白いところ。
また、学習機能が搭載されていて、求職者と企業のマッチング支援をAIで行ったり、Google for Jobs に掲載するための手段も提供されるという。
GoogleのピチャイCEOは、
「みんな、仕事探しする時に、Google使うでしょ?だから、誰もがどんな仕事を検索していても、ぴったりのものを検索できるようにするよ!」って言っております。
詳しいまとめは、こちらを見るとよいと思います。あと、現地での紹介はこちらを。
1:51:11くらいから見てください。
Googleが求人情報検索サービスをローンチへ――求人サイトとは協業の意向
Googleがジョブサーチ機能「Google for Jobs」をスタート(アメリカのみ)
で、これから起こってくるであろう事(あくまでも僕個人の予測)ですが、まとめてみたいと思います。
・リクルートやマイナビ、ディップ等のプレーヤーがGoogle for Jobsと連携して求人情報を提供するのでは?
・そもそものGoogleの基本基軸「より早く、より正確に、よりためになる情報を出す」コンテンツを上位検索させる筈なので、しっかりしたリクルーティングコンテンツを提供していけるメディア・自社求人メディアがより有利になるのでは?
・Mobile first to AI firstと言われているので、マシンラーニングや人工知能を使ったマッチング精度向上等は期待できるので、それを手助けする上でも、1つの仕事に対して、より多くの判断材料となる情報の提供が必要になるのでは?
・Indeedの立ち位置ってどうなるんだろう。
・開発者が求人情報データを Google for Jobs に掲載するための手段が提供されるので、自社で求人ページを運用しているなら、必ず搭載すべき状況になる!
という感じ。
海外でも、現状の求人情報サービスに不満をもっている方が多くいて、さらに、人材不足っていうのがあるみたいなので、Googleがちょっと本気出すよ!という話ですが、
僕は企業側に求められる事は、
「どうして、求人をしているのか?なぜ人材が欲しいのか?そして、何をしてほしいのか?なぜこの待遇なのか?」っていうのをわかりやすく表示する事や、なぜこの職場がよいのかという事についての分かる化が本当に必要だと思ってます。
猶予は、もうそんなにないと思ったほうがよいです。
早めに、対策していった方がいいかと思います。
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