なんだか先月も同じような話が出ましたね。バブル期並の有効求人倍率だ!とね。
e-Statでデータを引っ張り上げて読み込んでみました。
バブル期と言っても、有効求人倍率がもりもり上がってたのは1989年~1991年あたり。バブル景気が1986年~1991年と言われているので、バブル景気の真ん中からケツの方あたりで盛り上がってたんだなというのが分かります。
2017年の日本はどこもかしこも有効求人倍率爆上げですが、
数値2.0越えをしているのは実は東京都だけです。
年平均でバブル期に2.0越えをしていたのは、
茨城県・栃木県・群馬県・富山県・福井県・山梨県・長野県・岐阜県・三重県・愛知県・岡山県・香川県・島根県
だったわけです。
バブル当時は、「有効求人倍率の高い県はめっちゃ高いけど、低い県はめっちゃ低い」という構図だったので、そりゃあ出稼ぎだってあるわなぁというそんな数値だったんだと思います。東海3県はたぶん車とか重工業系だろうなぁ。他の県は何が要因だったんだろう。
で、昨今ですが、「突出した都道府県があまりない代わりに、おしなべてみんな有効求人倍率が上がっちゃったよ」っていうのがポイントといえばポイントですかね。
ここ直近5年の3月同時期の有効求人倍率を表にしてみました。
こんなかなんじです。
改めてみると、恐ろしいですね。
5年前と比較すると本当にえらいことになってます。沖縄の伸びっぷり、はんぱないですね。
さらっと求人広告でもだしとけば、なんとかなるよ的なそんな話や、
ネット広告だしとけば、Indeedやっとけば・・・
そんな話じゃないですね、本当にこれ。全国的に。
社内体制やらPRやら、根本的にあれこれ施策をばしばし打っていかないと、確実やばいよっていうのはお分かりいただけたでしょうか。
0コメント