求人広告を、求人だけに使っては勿体ないという話。とくに飲食業界。

これから、3~4月まで、求人広告の件数はどんどん増えます。応募者もわらわら増えます。がつんと活況を帯びてまいりますが、特に飲食業界では言える事なのですが、求人広告に関して、求人以外の活用もちゃんと考えておいたほうが、マーケティング戦略的にはよいという話をします。
もっとも、PRのためにカラ求人をやるという話ではないです。そんなんは、やっちゃだめです。


ちなみに僕は美味しいものが好きで、お仕事でコンサルティングに携わる以外にも、いろいろな店に行ったりレビューを書いたり作ったりしておるのですが、特にお店に食べに行くグルメな方々というのは案外、横のネットワークが強かったり、リサーチ力の強い方が多いのが特徴だったりします。
そして、実はある一部の方々とかは「新店ハンター」的な動きをする方も居ます。いの一番に新店の記事を書いて世の中に出していきたいという方が一定数いるのです。ブログとかのアクセス数も、まぁ半端ない方々もいますから、世の名すごいというか怖いというか。
もちろん、美味しいもの好きな有名人の方々も実は同じような動きをしていまして、そんな彼らが新店リサーチをするために、情報集めの為に使っているのが、実は・・・

求人広告

なんです。

それはなぜか?理由は簡単です。
だいたい求人広告でよく効果が出るのが、オープニングスタッフ募集。
ここ狙いで求人を出すお店の方、多いのではないでしょうか?実は、このネタを洗っていくことで、新店情報をキャッチして、いち早くお店にいくという事をしている方がなんとまぁ、多いことか。たまに僕もやります(汗)

その時に、お店に行こうとなるポイントは、

・どんなお店なのか、広告記事を見てだいたのところがわかる
・スタッフにどんな仕事をさせるのか、わかる
・写真やパースでイメージが分かる

そんなところでしょうか。
枠得プランとか、文字数制限のめっちゃある広告じゃ、やりにくいですわね。
最低でも、タウンワークだとA3は欲しいところですね。


でも、思います。
こういう集客PRの為に情報をちゃんと用意する=めぐりめぐって求人情報もちゃんと増強できているわけだから、効果だしもしっかりできるのではないか?と思うのです。納得度や情報量が違うから。
求職者的には、どんな店でどんな業態で、どんなことができるのかというのが脳裏に描きやすいわけですし、食べ手としては、いろいろとお店に訪問してみたいなぁといったような事が醸成されるわけです。

1粒で2度美味しいとは、まさにこの事。
応募効果採用効果だけで数字を見て云々する前に、こういった形の動きも取り入れてみる必要あると思いますよ。



今回は、人集め屋さん的目線でなく、1マーケター・1グルメとしての目線で書かせていただきました。



プロデュースのご依頼は、新美まで。

新美P@RICTEC by 飛竜企画

2002年4月に新卒入社。Web戦略・クリエイティブ・ブランディング・求人,PRに限らず様々な人材集客手法などに精通。当時から「求人広告の限界」を察知し、求人広告+自社 求人メディアの立ち上げ運用や、最新のSEOや検索状況に基づいた求人コンテンツ設計など様々な業界・規模の企業の採用設計・コンサルティング・プロデュースを行なっている。

求められ、評価していただける世界にどんどん行きます。

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