覚えておくと何かと得!誰でもわかる、ざっくりと手取り給与を知る方法

さて、まもなくボーナスも近いですね。そして25日にだいたい給料日を設定している会社も多いかと思います。大企業と中小企業のボーナス額のすごい開きの実態に、やる気なんかすっとんでしまう人や、ニュースとかの報道はもうちょい実態に合った情報を出してよ的な話もありますが、今日はそんな話にも関連しますが、皆様、給与の手取りっていくらくらいになるかって、ちゃんと計算してますか?

まずは基本的な話からしましょう。

<給与支給額(いわゆる、額面支給)とは>
基本給+残業代+その他手当

です。求人広告とか出ているのは、額面支給額ですよ。で、

<手取りとは>
額面支給額ー税金(健康保険・介護保険・厚生年金・雇用保険・所得税・住民税)

です。で、稼ぎや住む場所によって所得税や住民税などいろいろとかわりますので個人ごとに数字が変わるので、いくらっていう風にだしにくいので、

だいたい、額面×75%~80%くらい。まぁ8掛けくらいで計算したら、手元にいくら残るかわかります。

で、それが分かれば、だいたいどんな生活ができるか想定できますし、雇用・人事経営側も、「これくらいの給与を与えたら、どういう層だったら応募者を獲得できるか」くらいのシミュレーションくらいは出来るかと思います。

例えば、年俸400万円(月次25万円支給・夏冬ボーナス50万円づつと仮定)するとしましょう。そうすると、実際に手元に入る金額は、月次20万円、ボーナス40万円で手取り320万円で1年を過ごしていく方という考えになりますから、まぁ、そんなところでしょうか。

参考までに、所得税率を書いておきます。

195万円以下 5%
195万円を超え 330万円以下 10%
330万円を超え 695万円以下 20%
695万円を超え 900万円以下 23%
900万円を超え 1,800万円以下 33%
1,800万円を超え4,000万円以下
40% 4,000万円超 45%

だいたいの普通のサラリーマンだと税率20~23%くらいの計算ですかね。

ちなみに、住民税額は、
住民税額=市区町村民税+都道府県民税-調整控除額
という、だんだんめんどくさい計算をしていかなければならなくなるようなそんな感じですが、
実際のところは特例を除いて地域差はないそうなので、まぁだいたい基本的にはあんまり考えなくてもいいですし、年末調整とかそういうのもありますから、本当にざっくりと75%~80%くらいの計算で手取りをみてみればいいんじゃないかと思います。


で、これでさっくり計算してみて、いろいろと愕然として哀しくなったとしても、もうそれはしょうがない。そんな時は転職するか収入ポイントを増やすか・・・ですわね。



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新美P@RICTEC by 飛竜企画

2002年4月に新卒入社。Web戦略・クリエイティブ・ブランディング・求人,PRに限らず様々な人材集客手法などに精通。当時から「求人広告の限界」を察知し、求人広告+自社 求人メディアの立ち上げ運用や、最新のSEOや検索状況に基づいた求人コンテンツ設計など様々な業界・規模の企業の採用設計・コンサルティング・プロデュースを行なっている。

求められ、評価していただける世界にどんどん行きます。

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