6/19以来の投稿です。1カ月寝てました。個人的に甚だ遺憾ですが、Twitterでわいきゃいいろいろしてましたので、それはそれです。
さて、このコロナな状況で採用シーンで大きく変わった事はあります。それは、
・今までと比べて、応募数が増えた。
っていう事ではないでしょうか?応募単価で言えば劇的に落ちているので、筋の悪い広告代理店の営業とか人材系のコンサルとかだと、
「今がチャンスです!」
っていう営業をごりごりしてるかと思います。
そもそも、応募数が増えてる背景は、
・働いている店が潰れてorシフト激減で、仕事を見つけざるを得なくなった。
・ボーナス0&給与カットでいい加減、現在の職場に愛想が尽きた
・先行き不安
・ライフスタイルを変えてしまいたい
・こんな状況なのに、リモートワークも時短も何もやらない通常出勤にいい加減嫌気がさしている
というところではないかと思います。
そりゃ応募数、増えますよ。増えるっていうことは、応募者の質も減ります。
何故減るって?よくよく考えてみて下さいよ。今までどれだけの人を面接で切ってきました?自社の採用率なん%ですか?そのスコア見れば一目瞭然でしょう。
これまでの採用活動って、こういう感じじゃなかったですか?
【これまでにありがちな採用手法】
・集客しやすい求人メディアに金をかける
・口当たりのいい文言を言う
だいたいこれで応募数対策はできるわけです。これだけやってりゃね。
これまで、応募数至上主義じゃありませんでしたか?まぁ正直、応募数すら集まらない業界や仕事も山のようにありましたらから、これはこれで正解っちゃあ正解なんです。
でも、とたんに数じゃなく「質」ってなるとそうは言えなくなってきます。
じゃあ質を上げるには?ポイントは3つ。
・質の高い人に来てもらう為の働き方や運営の改善
・プロモーションの方法の改善
・応募後の実務対応
この3つに手を入れなければなりません。
「シェアードバリューコンテンツをしっかり作りあげると、欲しい人材が来やすくなり、来てほしくない人材を自然に排除できる」
ポイントなのは、
・登場人物と、その服装や雰囲気
・やってる仕事のスケール感
・会社のスケール感やマインド
ここが大事。ここを言う事で、より欲しい層に来てもらい、よりいらない層を排除するという事が可能になります。
ここまでやったら、はじめて「じゃあどのメディアに掲載しようかね、どこまで予算投下しようかね」のフェーズに入ります。入ったあとも、いろいろと調整を重ねて、企業の採用勝ちパターンを作っていきます。
でも、ここまでやっても、
欲しくない人は、ふつーに応募してくる人も出てきます。なぜなら、ワンチャンあればいいよね思想があるから。そして、内容全然読まずに条件だけで応募する層も一定数いるからです。
ワンチャンあるかもで動くスタイル自体は僕は嫌いではありません。むしろ、僕だってワンチャンあるだろうと果敢に攻めるタイプなので。
ですが、採用実務となると、そんなワンチャンな人を相手するほど時間ないでしょうし、そんな無駄時間を作りたくないでしょう。疲弊するし。
そこで、最後のピースとして
応募後の実務対応、1次スクリーニングまではアウトソース化してしまう。
アルバイト・中途・新卒限らず、応募数が多いなら、1次スクリーニングをアウトソースする。採用基準を明確にしておき、ある程度自動化する。最終決定は当然人事に行ってもらうのですが、これだけで相当人事の負担が減りますし、そこからの面接設定率も高くなり、捨て面接も減ります。
本当に採用したい人、会いたい人。
ここを採用していくには、
そもそもの採用ゲームのルールが変わっているという事を自覚して、
武器をしっかりそろえて、欲しい人1本釣りをどんどん狙っていってください。
いい人材なんて、そこらにごろごろしてるわけがないんですから。
懇切丁寧に人材を0から育てるのが難しいなら、ここに投資するべきです。
ルールは、変わったんです、コロナで。
(本当は、ずいぶん前から変わってたんですけどね)
詳しい戦略が聞きたいとか、ご相談ございましたら、おきがるに。
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