社会人生活、多かれ少なかれ飲み会の幹事経験は誰しも経験する事。
個人的・仲間内での飲み会ならともかく、特に大人数で~、さらにわがままな面子が多い場合この幹事という役割はめんどくさくてしょうがないです。
下手をうつと、宴会最中でも、その後でもグチグチ文句を言われる事だってあるわけです。
そんなわけで、後からグチグチ文句を言われないようにするという後ろ向きな話ではなく、新入社員もお偉いさんもみんな手のひらで転がしてしまえ的な、そんなノリで割と楽しく幹事ができる、僕なりのメソッドを書いていこうと思います。割と事前準備が大事です。
あと、会社とかでなくても、食事会とかするときにも、このメソッドは有効です。
<これでたぶん後で泣かない!飲み会の幹事>
①コンセプト決め
ここをまずちゃんと決めないと、ここから先全てが無意味なものになります。
美味しいものを食べる会なのか、酔いつぶれ上等の会なのか、上司をヨイショする会なのか、社内恋愛を促進する会なのか・・・
この宴会という2~3時間は拘束されるであろう時間をどういう時間にするのか?という企画コンセプト決め。これがめちゃくちゃ重要です。
逆に、これを決めると、後工程がめちゃくちゃ楽です。
②面子を確認する
参加者はどんな立場でどういう人かをある程度事前に把握しておきます。
その中でのヒエラルキーやら懸念事項とかをざっくりと洗っておき、順序付けをします。
ここでポイントなのが、「喫煙者がどれくらいいるのか?」「男女比は?」「キーパーソン(よくも悪くも影響力が高い人)は誰か?」という事。ここが分かれば最高です。
キーパーソンは、何もヒエラルキーの一番高い人ばかりではなく、勝手に場を和ませてくれる方とか、逆に場をぶちこわしてくれる方とか、そんなところです。
③予算ぎめ・店ぎめをする
①でコンセプトを決め手おけば、ここはそれほど難しい事はありません。
コンセプトに応じてお店を決めて、予算を確定させる。これだけです。
事前に「予算○○円でやれー!」という命令があったら、それに合うプラン立てをすればよいです。
僕の場合、普段のレストラン探しではほぼ使う事は無いですが、こと宴会に関しては。「ぐるなび」を利用する事をおすすめしています。とにかく楽です。
そこで、予約メール等をする歳に、どんな瑣末な事でもいいです。こうしたいああしたいっていう事はちゃんとリクエストしておきましょう。あとは、騒がしくなるかもしれませんが、よろしくお願いします的な事も書いておきましょう。と言うのも、宴会当日はお店の方を味方につけておいたほうが何かとよく会が廻りますので。「あぁ、なんかしてあげたい客やなぁ」と思ってもらえるように仕向けたほうがいろいろと幸せになれると思います。
お店選びのポイントですが、
僕は、事前に食べに行って判断する事もままあります。経験体験が一番ですね。
タバコの問題もありますから、そこらへんも注意深くみておいたほうがいいです。
ちなみに、僕自身が幹事ではなく参加者の立場だったら、旨くもない店でがっつり喫煙で意味のない集まりだったら、速攻で帰ります。
まれに、宴会コースが嫌だ!アラカルトで注文させてくれ!という会もあります。
これはこれで、実はうまいやり方があるので、あとで書いておきます。
④宴会本番までにやっておく事
・会費集金(当日だと、ばっくれる人もでてきますので・・・なるべく前日までに。リストを作っておいて、出欠確認をしつつ当日~でもいいですけどね。不測の事態には対処できるように。)
・リマインドメールなり、アラートを前日・当日と送る。ほんとうに忘れて勝手に欠席する方もいますので。
⑤宴会本番
・できる事なら、予約時間より10分~15分前くらいに入店して、あれこれ細かな確認や席配置等を考えておいてください。席次とかは、これを参考に。
・大人数だと、ドリンク類もなかなか出てこないです。瓶ビールとかすぐに出るものがあるなら、とりあえずそれを飲ませちゃいましょう。日本人は乾杯はビールとはよく言ったものです。
・参加者の行動に気を配りながら、ちゃんと自分も酔わない程度に飲み食いしましょう。コースとかの場合は、もう先にお金を払ってしまいましょう。そうしたら、酔っ払って幹事不能になっても、まぁさして問題はないと思います。
・注文や皿、グラスの下げなどは、状況判断しながらやっていきましょう。
・終わりよければすべてよし。時間になる直前くらいに〆て、参加者をどんどん追い出しましょう。追い出し後の忘れ物確認もしっかりと。
<コースじゃなくて、アラカルトでうまいこと卓を廻す場合>
食べる分量に関しては、おおむね「参加人数の7~8割程度」の分量を用意しておけば、たいてい乗り切れます。余っても嫌ですし、少なすぎても惨めなもんですからね。
何を注文すればいいか?ヒントはコース料理にあります。
居酒屋系だったら、刺し身の盛り合わせ、唐揚げ、ポテトフライ、焼き鳥~など、万人受けする定番ものをひとまず用意。スタートアップでちゃんと料理を出しておいて、あとは好きなもんを注文してくれ~というそういう流れです。案外、会の後半にもなってくるど皆様だらけますので、注文数もそうそう多くはならないと思います。
と、まぁこれくらいです。8割方、仕込みで宴会の成功が決まります。
本番での細かな状況判断は、こればっかりは場数を踏まないと分からないですが、
ある程度適当にやっても、なんとかなるものです。
ちなみに、僕個人が宴会を開く場合は、今書いてきた事はわりと無視して、ちゃんと飯も酒も旨くて雰囲気のいい、スタッフもちゃんとしたお店にいくことにしてます。あと、できれば禁煙、もしくは分煙。よほど旨い店なら喫煙OKはがまんします。
だって、人生は意外と短いもんですから。まずい酒を飲む暇なんかないんですから!
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