いまさっき、求人広告でやりがいっていう言葉、どれくらいヒットするかな?と調べてみたら、1,290万件ありました。やりがいが、大漁ですね。
やりがいって検索すると、
こんな風にgoogleさんではでてきます。
- やりがいって何?
- やりがいのある仕事って?
- そもそも、やりがいっていう事自体が幻想では?
だいたいそんな風にみなさん思ってるんでしょう。
さて、15卒のリクルーティングも始まってまもなく2週間というところですが、
マイナビさんもしっかり「やりがい」で沢山検索できますね。
大漁!
アルバイト・パート市場でも
大漁!!!
日本のリクルーティングは、求人を出す側にとっては、やりがいプレゼンテーションの場なんじゃないかなぁと思います。
さて、やりがいという言葉。
辞書で調べると「そのことをするだけの価値と、それにともなう気持ちの張り。」という事でございまして。
求人広告とかだと、価値=対価とするような表現よりも、どっちかといえば気持ちの方をフィーチャーする事のほうが多いかなぁと思います。
モチベーション理論で有名なF.ハーズバーグが提唱した「動機付けと衛生要因の理論」
モチベーション理論で有名なF.ハーズバーグが提唱した「動機付けと衛生要因の理論」
とかの考えをベースにしておくと、「ギャラ・福利厚生・人的要件・環境」のコミット重視ではなく「仕事の達成感、他社からの認知・承認・賞賛や、昇進・昇格・権限付与、仕事自体の楽しさ」を重視したほうが満足感高いよ!とか端的に言ってますし、マズローの欲求段階説とも沿った理論なので、これに従って求人広告を書いておけば~その後のマネジメントも同じようにやっていけば~不満はそんなに起きないかな?といった感じで(そこまで考えてないかも知れませんが)だいたい広報やらなんやらやっているでしょう。
価値=対価でやると、本当にしっかりコミットしないとあとあとまずいのと、それをやるときりがないという感じで、やりがいが大漁に発生するのかもしれません。
対価とかでなく、所謂「やりがい」で幸せになれるなら、まぁそれはそれでいいと思います。が、働く側・雇う側双方、やりがいという言葉に毒されちゃいませんか?と自問自答くらいはしというたほうがいいかもしれませんね。
そんな中で、こんな本を読んでみてもいいかと思います。ライトにね。
- 作者: 田中和彦
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2007/10
- メディア: 単行本
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- 作者: 日野瑛太郎
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