ここのところ、クライアント様との打ち合わせでしょっちゅう僕が話しているのは、「時給のベースアップ」を本気で考えてくださいねという事。仕事のやりがいも大事なのですが、やはり給与は一番大事かもしれません。最近では、採用競合間で差がつきにくい状況が頻発しているようですし。
じゃあ、とりあえず時給ってどれくらいを最低みておいたほうがいいのか?っていう指標は欲しいですよね。
求人メディア各社から、今の平均時給はこうだ!というプレスリリースがなされていたり、新聞でも平均時給の事がとりあげられていますが、割とスコアがバラバラです。
ディップさんだと、平均時給は1,063円
リクルートさんだと、三大都市圏で平均時給は1,044円
パーソルキャリアさんだと、平均時給は1,039円
どれも参考にしたらいいと思うのですが、じゃあ実際この直近1ヶ月の、求人広告で出ている実際の最低時給の相場ってどうなってるの?っていう事になると、もう頑張って調べるしかないわけです。
が、僕、こういうの調べるの大好きなので、調べました。
[今回の調べ方]
タウンワーク・バイトル・マイナビバイト・アンの4メディアのアルバイト・パートの求人案件、3/18〜4/15発行分の全原稿の最低時給を引っ張り出して、都道府県別に分けてスコア出しをしました。
ちょっと、結構頑張ったので、一部の都道府県しか出さないですけど、こんな感じになりました。
全業種で全国平均だと時給1,153円が相場。
ナイトワークの時給が突出して高いので、それを抜くと、時給1,105円が相場。
もちろん、大都市圏とそうじゃないところでは結構変わっては来ると思うのですが、だいたいこんな感じかと思います。
実際に、僕らが時給関連の相談をクライアント様からされるときは、もっと細かい分析をした上で、経営的にはどこまで時給を上げられるかだとかだとか、多角的に見ながらアドバイスをしたりしますので、このスコアだからどうしてくださいというような短絡的な話はしないのですが、1つ大きなアドバイスを最近している事としては、
10月から消費税10%になるのと、おそらく今年も最低賃金引き上げになりますよ。
という事です。確実に個人の財布に消費税が重くのしかかってくるので、今よりも稼ぎをよくしたいだとか考える人も多くなるでしょうし、最低賃金が引き上がる前にどうせだったら時給アップ等の対策はもう今からしたほうがよいし、今やってもぜんぜん遅くないですからとう事もアドバイスしています。
何にしても、これから時給関連はどんどん変化していくと思いますので、周辺の情勢をチェックしながら対策していく事が必要になると思います。
ちなみに、今回調べたデータの完全版(47都道府県網羅した版)が欲しいとか、ちょっと相談したい!という企業様、お気軽にお問い合わせください。
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