何やってもぜんぜんアルバイト採用できないなら、時給を上げてください。実証データあり。

ぜんぜん人来ないんだよねぇ。時給は他のところと変わらないし勤務とかかも他とそんなに変わらないし、タウンワークもバイトルもマイナビバイトもアンもだめだし、indeedでもぜんぜんこないしどうすればいいの?

っていうお話をめっちゃくちゃ沢山ききます。

正直、仕事を探している人って、めっちゃくちゃ案件見るし、見た後も比較検討とかめっちゃしてるし、ついでに企業調査からクチコミ調査までしちゃうから・・・それでいて、特に特徴がすごくあるわけでもなく、時給も同じ・・・とかだったら、そりゃきついですよと思うわけです。

そこで、

「時給、上げちゃえばいいんですよ」

って話をすると

既存メンバーも上げないといけなくなるじゃないですか、それ結構きついんですよね。っていう言葉もよく出ます。じゃあ、どれだけインパクトがでるのかなぁと思って、ちょっと計算してみました。

税金だとか店の売上だとかそういうのは一旦計算しないことにします。めんどくさいんで。

東京23区内の中でも、何してもぜんぜん人がこない地域で、アルバイトスタッフ10名いる店舗で、基本時給1,100円の飲食店で時給を全員分100円アップした場合これくらいのインパクトがでます。

ええと、だいたい月次でのインパクトで言うと、タウンワークのA3サイズ1本(1週間掲載)までは出せないよなぁくらいな金額なんですよね。

例えば、毎月何本も何本も広告を出して、ぜんぜん応募が来ない!っていうような末期的症状になって、もう人材派遣だとかに頼るしかない!(とはいえ、その人材派遣も採用大変らしいです)という状況になるのであれば、思い切って時給を上げちゃったほうが話が早いかもしれません。死に金使うくらいであれば、こういう発想をして生き金に変えたほうがいいと思います。


で、時給を上げたらどれくらい効果があるかなぁと思って、実はこれもABテストを11月に数社さんやってみました。その結果をお伝えしますね。これは、23区内でもとくに人がぜんぜんこない店での飲食店の事例です。メディアとかは伏せます。全く同じ原稿をだして、時給だけ変えました。


時給変えただけで、どん!と効果が跳ね上がるわけですよ。
で、ちゃんと採用もできちゃうわけです。

何度も何度も広告を出して、何度も何度もぜんぜん応募者がこないっていうときは、

時給自体がそもそも合ってないと思っていいかと思います。

もちろん、それ以外の理由もあるでしょうが、それぞれどこが問題かっていうのは、条件によってもかわりますので、まぁ参考程度に。



はい、来週水曜日セミナーやりますよー。というか、懇親会やりたいなぁ。



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新美P@RICTEC by 飛竜企画

2002年4月に新卒入社。Web戦略・クリエイティブ・ブランディング・求人,PRに限らず様々な人材集客手法などに精通。当時から「求人広告の限界」を察知し、求人広告+自社 求人メディアの立ち上げ運用や、最新のSEOや検索状況に基づいた求人コンテンツ設計など様々な業界・規模の企業の採用設計・コンサルティング・プロデュースを行なっている。

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