僕にとっては、すごく待ち望んでいた世界がやってきます。本音と建前というめんどくさい世界からの開放じゃないですか、素晴らしい!
よーいどん!な新卒一括採用は2020卒まで。この先は通年採用!もう、横並びの採用なんかありませんぜ。やれ、2月にインターン、やれ3月にリクナビマイナビがOPENとか、そんなのはもうないわけです。いつ採用したって構わんわけですよ。こんな素晴らしい事ありますか!?
こういう世界になった場合のメリットは・・・
・より優秀な学生を早いうちから確保する為に動く事ができる。
これに尽きます。
んじゃあ、デメリットは?といったら、これですね。
・通年で採用PRが必要になる。時期がどうのこうのという世界ではなくなる。
・採用に関する抜本的な文化改革になるため、時間軸の再設計が必要になる。
・1年365日採用競争に晒されるので、PR力や採用グリップ力だけでなく、会社そのものの力がもろに採用に影響する。いい所はものすごくよくなり、悪い所は最悪倒産にまで繋がる事になる。
・採用に関するPRが不十分な企業(大手・中小限らずだが、主に中小とかになるだろうね)は、淘汰される。
っていう感じだろうかね。
ちなみに、リクナビやマイナビが2021年からどんな仕様になるかは今の所まったく分からないので、僕だったらこういうセットアップで新卒通年採用を仕掛けるよっていうのを紹介します。
【集客&基盤ツール】
・facebookやGoogle広告、instagram等を使ったSNS広告(とにかく大量リーチするのであればLINEやTwitterも広告として使う。
・検索という所であれば、indeedも手放せない。
・おそらく、Google for jobsもこの頃には日本でもローンチしていると思うので、正しく設計された自社採用サイトを構築する。応募者がたくさんいそうならば、応募管理ツールも設計か導入を。
・リクナビやマイナビ等は今後の仕様次第で導入するか否かを考える。
【採用PR】
・定期的なイベント開催(インターンとは違います)※営業的イベントでもOK。会社やスタッフとのふれあいの場をつくります。そこで人的結び付きを深めて競合に打ち勝つ。
・定期的なSNSでの情報更新(できない企業は、もうさようならですね。大手中小問わず)
・採用の世界でも、アンバサダーマーケティングを取り入れた企業が勝つかもしれません。
・企業内YouTuberによるPR、場合によっては売れてるYouTuberに紹介してもらう、とか。
・その他、面白いこと、なんでも。
【採用実務】
・通年採用なので、実はアルバイトや中途採用と何ら変わらなくなるので、その点では省力化できる可能性が高い!
もちろん、これまで以上に大学めぐりだとかそういう泥臭い動きというのも重要性を増してくるほか、会社としての有り様・品格などそれらが全て採用や経営に直結していきますので、今までのようにはいかないと思います。
ただし、内定式とか入社式とかそういうのを導入するか否かは企業次第。愛社精神とか帰属意識をどうもたせるかというツールでしかないので。
簡単に言えば、全てがオーダーメード採用。全てが自由。楽しいじゃないですか、縛られない採用活動。
それこそ、さよなら求人広告、こんにちはダイレクトリクルーティングがどんどん進んでいく事になりますから。最高ですね。
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