採用難地域でアルバイト採用をしなければならない時の処方箋

残念ながら、人材採用しやすい地域とそうじゃない地域っていうのがあります。特に困ってしまうのが、「売上は絶対に上がるよね!」という場所で且つ「ぜんぜん人が集まらない」っていう場所。

人材業界でだいたいキャリアのある人だと、「まぁ・・・あの場所はね・・・」っていう話がだいたい出てきたり、各求人メディア側の方々も「絶対大丈夫!」なんて本当に言わないですからね。さすがの僕だって「一発で採りきるのはかなりきつい」です。

かといって人材紹介を活用するといっても、その人材紹介会社自体も人材を確保するのに必死な状況。じゃあどうするのっていうのが今回のテーマです。


じゃあ、どうするの?案

①アルバイト採用をあきらめよう。全部正社員にしてしまおう。

広範囲で募集をかけて、採用したら採用難地域配属へ。ただし、給与だとか福利厚生だとかに関しては色をつけるなどして対応。コスト的には高くなるが、例えば他地域でアルバイト→正社員化→採用難地域へいってらっしゃい!っていうのも出来るのではないですかね。


②あかん、アルバイトとかパートでいきたい。ならば・・・・

まず、エリア内でSEO的に強い求人メディアは使っていきます。

時給とかは競合間で横並びになっているはずなので、突出して高くしてしまうのも1案。

求人広告も枠型商品を利用して、長期間掲載を覚悟する。え?indeedだったら大丈夫だっていうコンサルがいるって?甘い甘い。同じ地域どんだけレッドオーシャンになってるか分かって言ってるのか(汗)

なので、メディアの出稿構造としては、こんな感じでいくのがいいんじゃないかなぁと考えています。


<長期出稿して、だらだら応募を狙う>

・タウンワークの枠得とかそういう長期で流せて安い広告

・Indeedと自社求人サイトの組み合わせ

<どうしても、1人でも採用しないとやばすぎる!な時>

・SEO的に&これまでの実績を考慮してメディアを選んで通常出稿

<そもそも、どこから通ってくる人が多いのかを分析してから同時に仕掛ける>

・人材採用できるエリアを深堀して、住居ポスティング戦略

・人材採用できるエリアを深堀して、AdwordsやYouTube TrueViewでネット広告エリア限定対応

<その他>

・ハローワーク等、無料でできる事は全部やる。


というようなものを予算考えながら出していくとか。

あと、チェーン店とか多店舗展開している企業さんの場合は、採用に関する費用を店舗で割って均等割り当てしている事もかなり多いと思いますが、採用難易度がそもそも違い過ぎるので、そういう体制の改善もした方がいいかもしれませんね。



という感じなのですが、じゃあ実際やってみようか!ってなったら、相当頭つかいますからね、これ。まぁもちろん一番効果あるのは・・・・


③第3者的に見て、働きたい場所になる!(根本的な解決方法)という事。

要するに、「働きたい場所」だなあと憧れさせるPRを地道にやっていくという事です。事態がいつ好転するかはわかりかねますがね。

例えば、制服がなんだか洒落てるとか、なんかスタッフの空気感がいいよねとか。そういうのを結構頻繁にSNSでシェアしてるとか。クチコミでなんだかいつのまにか、いい感じになってたとか。もっと言うと、従業員が勝手に人材を紹介してくるような環境になっていくとか。地味だけど効果あると思いますし、求人以外でも効果がでてきます。じわりじわりと。



まぁあとはこれをうまいこと実行できればいいんじゃないかなと思います。

運用、御手伝いしますよ。



プロデュースのご依頼は、新美まで。

新美P@RICTEC by 飛竜企画

2002年4月に新卒入社。Web戦略・クリエイティブ・ブランディング・求人,PRに限らず様々な人材集客手法などに精通。当時から「求人広告の限界」を察知し、求人広告+自社 求人メディアの立ち上げ運用や、最新のSEOや検索状況に基づいた求人コンテンツ設計など様々な業界・規模の企業の採用設計・コンサルティング・プロデュースを行なっている。

求められ、評価していただける世界にどんどん行きます。

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