サヨナラ103万円の壁。今さら聞けない！？2018年1月から配偶者控除が変わります。

特に主婦（主夫）の方とか、そういう方を雇っている方に関しては大きな話題です。配偶者控除が来年1月から大幅にかわります。どうかわるか、ざっくり言うと、

・配偶者控除に所得制限がつきます！配偶者の所得が900万円（年収1,120万円）を超えると、制限発生。所得1,000万円（年収1,220万円）を超えると、控除なしになります。

・103万円の壁がなくなります。配偶者の収入が年収150万円（所得85万円）まで配偶者特別控除が受けられるようになります。

要するに、配偶者特別控除が拡大されたわけです。

あら、いいわねっていうわけでもなく、実は130万円の社会保険の壁を意識しないといけなくなっわけです。

そう。年間の収入が130万円を超えると、国民年金保険料と国保保険料を配偶者自自身が払わなければならなくなります。

なので、基本的にはこんな考えに落ち着くのではないかと考えています。

・保険料負担を考えると、130万円の壁、実質125万円くらいでおちつくのではないか？

・社保に入るケースがある場合は、106万円の壁はそのままの場合がある（週20時間以上で勤務1年以上で従業員501名以上の企業に属している場合）

・家計の大黒柱の年収1,180万円以下＋配偶者年収150万円以下の場合減税。それ以外は増税。夫婦合わせてそれぞれ200万円づつの年収だと何も恩恵がなかったりするのでは。

この壁を気にしないでいいケースは、

・家計の大黒柱が自営業（国民年金・国保加入者）の場合

・家計の大黒柱が年金受給者、65歳以上の場合

・家計の大黒柱が失業者のばあい

でありますので・・・壁など気にせず、がんがん稼ぎましょう！

というわけです。2018年からは、ここらあたりの控除額に関しては、いろいろと複雑になりますので、よく考えて働かないと・・・ですね。

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